- そろそろ働きに出たい
- 朝の支度と夕方以降の家事がある…
- 日中の短時間だけ働きたい
主婦業に休みはありませんから、仕事を始めるとそれだけ負担になりますよね。
フルタイムで働くのは不安だったり、家族との時間を大切にしたい方におすすめなのが、パートタイム派遣という働き方です。
子供が幼稚園・保育園や学校に通っている時間帯だけ働けるから、育児と仕事の両立がしやすく主婦に人気があります。
この記事では、パートタイム派遣(時短派遣)について、登録方法・業種と業務内容・求人状況・募集している派遣会社をまとめてご紹介します。
この記事でわかること
パートタイム派遣とパート社員の違い
スーパーやコンビニで働いているパート社員は、店舗ごとの直接雇用です。
パートタイム派遣の場合は派遣会社に登録したのち、企業や店舗に派遣される間接雇用になります。
企業に派遣されたら、制服・作業着・事務用品など必要な物が企業から支給され、業務の指示は企業の社員からレクチャーを受けます。
しかし、給与は派遣会社から支払われます。
業務はパートも派遣も同じなのに雇用主が別の会社の社員という、少し不思議な状況になることも多いです。
パートタイム派遣で働くメリットとデメリット
メリット
- 時給がパート社員より高い
- 福利厚生あり
- 扶養内で働ける
- 職場の人間関係がサッパリしている
- 仕事の悩みを派遣会社に相談できる
- 求人を自分で探す必要がない
- 求人に応募する際は派遣会社がやってくれる
- パートよりも採用されやすい
時給はパート社員の相場よりも高いです。同等の時給であっても、福利厚生が完備されているため長期的に見ればお得です。
パートタイムの仕事を始める時、一番のネックとなるのが「採用の倍率が高い」ことですよね。
良い条件の仕事なら多くの主婦は希望しますから、求人誌に載っているパート求人はすぐに募集が終わってしまいます。
その点、派遣社員は派遣会社に自分の希望条件と合う仕事を紹介してもらい、会社を通してエントリーとなります。
もし不採用になってもすぐ次の仕事を探してもらえるため、派遣登録から採用までの期間は1~2週間程度と、自分で仕事を探すよりも短期間で済むでしょう。
また、職場の人間関係は仕事において最大のストレスになりますよね。
とくに女性同士は、些細な感情のもつれから険悪なムードになりやすく、派閥を作ったり仲間はずれができたりと、業務に影響がでてしまうこともあります。
その点、派遣社員は「別の企業の社員」として働けますから、人間関係がなあなあにならず、ビジネスライクな付き合いができます。
パートタイム派遣なら扶養内で働ける
年間所得103万円を未満におさえることで、扶養を抜けずに働くことが可能です。
月7〜8万円になります。
扶養内で働くメリット
- 所得税、住民税が免除される
- 社会保険に入らなくて良い(旦那様の扶養家族になる)☆年間所得103万円以上130万未満
- 所得税、住民税の支払い義務あり
- 社会保険に入らなくて良い(旦那様の扶養家族になる)
もうちょっと稼ぎたい方は、社会保険の加入義務がない130万円未満まで働くこともできます。
これだと、住民税・所得税の合計3万円程度を確定申告時に支払うことになります。
また、年間所得が130万円を越えると社会保険に加入義務が生まれます。
厚生年金に社会保険、住民税や所得税も合わせると、月々3万円程度はお給料から天引きになります。
中途半端な金額で稼ぐと、損をしてるような気になりますよね。
パートタイム派遣は、時給・採用されやすさ・働きやすさ、どれをとってもパート社員より主婦におすすめです✨
40代の派遣採用実績が多い
求人に年齢制限をもたせることは法律で禁止されていますので、募集には具体的な年齢が書かれていません。
しかし、長年派遣社員として働いてきた女性でも、年齢をかさねるごとに仕事に採用されるのが難しくなってきたと感じているようです。
パートタイム派遣の場合は、フルタイム派遣よりも採用年齢が幅広く、若い方からベテラン主婦までいろいろな人が働いています。
未経験歓迎の事務職求人も多く、子育てが落ち着いてきた40代の主婦がたくさん活躍しています✨
デメリット
パートタイム派遣で働くデメリットもあります。
- 契約期間が決まっている
- 外部の人間という疎外感を感じる
- 派遣社員同士の人間関係
- 派遣会社の営業担当との関係
派遣社員は、雇用契約期間が無期限ではなく、定期的に契約を更新する必要があります。
派遣先の業務状況に応じて人員削減になれば契約終了となるため、パート社員より「辞めさせられやすい」状況です。
企業内では外部の人間として扱われることが多く、派遣社員同士の気が合わない場合もあります。
また、多忙な派遣会社の営業担当との連絡が就かず、事務手続きや遅れる・派遣スタッフの要望が会社に届かないといった悪い口コミが絶えません。
デメリットはあるものの、パートタイム派遣はメリットの方が大きいです。
職場によって雰囲気が違いますし、人間同士の関係は自分次第でわかります。辞めてもすぐ次の仕事を見つけられるのが、派遣の最大の強みでしょう。
パートタイム派遣に向いている人
短時間で働くので、フルタイム勤務よりも収入が少なくなります。
月にいくら稼ぎたいかを計算し、求人に応募する前に実際どれくらい稼げるか調べておきましょう。
【パートタイム派遣に向いている人】
- 日中だけ働きたい
- 残業ができない
- 週2週3程度だけ働きたい
- 産後の職場復帰に
- パート社員に採用されない
- 扶養内で働きたい
- 事務職に就きたい
パートタイム派遣の仕事内容と勤務形態
パートタイム派遣で多く募集されている業種
パートタイム派遣の業種は、主にオフィス系の仕事です。
- 一般事務
- 総務事務
- 営業事務
- 受付
- テレマーケティング
- コールセンター
時給は地域の相場によりますが、1000円~1500円前後となっています。
パートタイム派遣で多く募集されている勤務形態
パートタイム派遣の勤務は、昼をまたいで夕方までの仕事が多いです。
- 10時~14時まで
- 9時~13時まで
- 10時~15時まで
- 11時~17時まで
- 週3
- 土日のみ
など
求人によって違いますので、勤務地・業務内容・時給とともに勤務時間帯をチェックしましょう。
パートタイム派遣を募集している派遣会社3選
女性向け派遣求人を公開している派遣会社は多いですが、その中でもパートタイム派遣・時短派遣に力を入れているのは、次の3社になります。
時短派遣・パートタイム派遣に強い
「リクルートスタッフィング」
- 来社不要!オンラインで登録が完了
- 日中のみ働けるパートタイム派遣が多数
- 未経験OKの事務職求人が多数
- 残業がなしで子供のお迎えに間に合う職場が多数
- 育休していた女性むけ復職無料セミナー
サポートが充実していて未経験事務の求人が豊富な
「アデコ」
- 来社不要!オンラインで登録が完了
- 日中のみ働けるパートタイム派遣求人が急増中
- 未経験OKの事務職が多数
- 担当の手厚いフォローで登録スタッフの満足度が高い
登録拠点&求人数No.1!転勤や引越し予定のある主婦におすすめな
「テンプスタッフ」
- 求人数2万件は派遣会社トップクラス
- 来社登録が1ヶ月以上先なら簡単クイック登録
- 登録拠点は全国465ヶ所、日本中を網羅している
- 未経験OKの事務職が多い
まとめ・パートタイム派遣なら忙しい主婦でも働きやすい!
働きたいけどフルタイムだと負担が大きすぎる人や、パートの仕事がなかなか見つからない主婦の方は、ぜひパートタイム派遣をご検討ください✨
また、1日のみの日雇い派遣や、土日のみの単発で働ける派遣求人を探している方は、こちらのページを参考にしてくださいね。