- 家を空けるようになれば子供と関わる時間が減ってしまう
- そもそも仕事が見つかるんだろうか
など不安があり、求人を流し見しているだけでなかなか一歩踏み出せない状況ではないでしょうか。
主婦の働き方について、子育てと仕事の両立という面からおすすめの時期と働き方をまとめました。
この記事でわかること
主婦が働き始めやすい子供の年齢
働き始めに適している時期は、家族構成や世帯収入などご家庭の事情によって変わります。
それをふまえ、子育て中の女性にとって子供が何歳になると働きやすいのかを一覧にしました。
【働き始めやすいタイミング(子供の年齢)】
- 1歳
- 幼稚園入園後
- 小学校入学後
子供1歳のなると授乳はほぼ終わり離乳食を食べ始めるようになりますので、早い時期から働きたい場合は1歳を目安にすると良いでしょう。
幼稚園に入園すると、それまでずっと子供に付いていなければいけなかった時間に余裕ができます。
また、小学校に入学すると友達と遊びにでかけたり自分でできる事が増えて子育てが少し楽になり、就業を考える主婦が多いようです。
年齢ごとに働き始めるメリット・デメリット、注意点があります。
子供が0〜6歳で働く(保育園・親に預ける)
育児を放棄するわけではないですし、子供と離れている時間があるぶん一緒に過ごせる時間を大切にすれば良いです。
未就学児ありで働くとなると、子供の預け先を確保する必要があります。保育園に入所するか、両親など身内の方に預けるのがが一般的ですね。
まず保育園に入所する場合ですが、次の点を考えてみましょう。
【保育園に入所して働く注意点】
- 待機児童問題あり、入所できない
- 保育料と給料が見合わない
- 子供の病気、お迎えの時間に対応できるか
保育料は世帯収入に応じて金額が変わります。
仮にパートタイムのお仕事をしたとして、保育園代で全部なくなってしまうようなら働く意味はあるでしょうか。
また近年、待機児童問題は改善されつつありますが、お住いの地域で実際に入所できるかどうかは、市役所に問い合わせなければわかりません。
保育園に入所しやすい時期は、3〜4月。ついで9月〜10月です。
春は月齢クラスの移動があり枠が増えます。秋は転居のために保育園を移るお子さんがいるためです。求人も増えるタイミングのため、狙い目ですね。
子供の具合が悪い時は欠勤しなくてはいけませんし、決められたお迎えの時間に間に合わせるために残業は難しいでしょう。
次に、両親など身内の方に預けて働く場合です。
【両親など身内の方に預けて働く注意点】
- 働くことに理解を得られるか
- 両親の体力的な負担
- お礼や謝礼を用意するか
「孫の世話ができて喜ぶだろう」と思っていたのに、いざ働き始めたら嫌な顔をされたという体験談がたくさんあります。
たしかに孫は可愛い存在ですが、毎日何時間もお世話をするとなると精神的な負担は大きく体力も消耗します。
協力してもらえるのであれば、感謝の気持ちを言葉や品物であらわしましょう。
子供が幼稚園に入園してから働く(家族の協力)
幼稚園の入園はビックイベント!初めての集団生活にワクワクドキドキ、親子で参加するお遊戯会・運動会もあります。
【幼稚園に入園してから働く注意点】
- 無理をして働きすぎない
- 家事を分担するなどパパも協力を
- イベント・子供の病気に対応
長い時間で勤務すればそれだけ収入は増えますが、家事と育児に休みはなく、どこかに無理が出てしまいます。
自分が頑張れば良いと考えず、洗濯物・食器洗いなどパパにも家事を協力してもらえると良いですね。
また、予定外に仕事を休まないといけなくなる時もありますので、職場の理解が必要です。
子供が小学校に入学してから働く(学童を活用)
「子供が小学校に入学したらママも働いてよ」なんて旦那さんにせかされる主婦も!
小学校に通い始めるとママにべったりだった子供も世界が広がり、友達の家に遊びに行くなど手がかからなくなってきます。
気をつけることはありますが、幼児期と比べれば働きやすさは格段に上がるでしょう。
【小学校に入学してから働く注意点】
- 入学直後は帰宅が早い
- 子供を家に一人にさせて平気か
- 授業参観・PTA・運動会
1年生になったから幼稚園よりも帰宅時遅くなって、時間の余裕が増えると思いがちですが、1年生になりたての4月は給食がない期間があり、給食が始まっても4時間で終わりなので帰宅は意外と早いですよね。
ゴールデンウィークが明けた5月頃からやっと落ち着きますが、運動会に遠足などイベントが盛りだくさん!
働くのなら学校のイベントのスケジュールを把握して、お仕事に影響が出ないように配慮しましょう。
また、PTAや子供会の役員になれば、用事が増えてきます。
高学年になると、子供は友達と行動する時間が増えたり自分の自由に生活したがるようになるので、働きやすくなります。
万がいち仕事中になにかあった場合にすぐ子供のところでいけるように、自宅からできるだけ近くの職場を選び、緊急の連絡が入ったら出られるようスマホは身につけておきましょう。
フルタイムで働く場合は学童を利用するご家庭が多いです。
新一年生から学童に入るための申込み時期は、自治体によって異なります。
私が住んでいる地域では申込期限が前年の年末までで、それ以降に申し込むと順番が後回しになってしまいます。
早めに調べておいてくださいね。
子供が中学校に入学してから働く(予定の把握が重要)
中学生になれば、親子で過ごす時間は急激に減ります。
小学校のあいだは在宅するようにして、中学入学と同時に働き始めたいと考えている主婦さんも多いでしょう。
ですが、部活、塾、学校の発表会など意外と子供の予定に振り回されるという現実があります!いつになったら楽になるんだ!!
子供の送り迎えやお弁当作りといった、その時期にならなければわからない主婦の仕事がたくさんありますが、バランスよくこなしていきたいですね。
大学入学まで子供にかかる費用はどんどん増えていきますので、しっかりと貯蓄していきたいですね。
まとめ・主婦の仕事は働く目的を明確にして始めよう
「世帯収入が少なくどうしても働く必要がある」
「社会と関わりを持ちたい」
「子供が手を離れたから」
「キャリアを活かして仕事がしたい」
できるため早い時期に働き始めたいのなら1歳、家計を助けるためやお小遣い稼ぎなら幼稚園入園後、子供の教育費や老後の蓄え目的なら小学校入学後がおすすめです。
専門職でキャリアを活かしたい方は、離職からできるだけ期間を空けない方が仕事を見つけやすくなります。
「子供が小さくてパートの仕事がなかなか決まらない〜!」という方には、時短派遣のお仕事をおすすめしています。
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