本記事では、お仕事を探している主婦の方にハローワークと派遣会社の活用法についてお話します。
仕事探しといえばハローワーク。本気で働きたいのなら、ハローワークに1度は足を運んでいることでしょう。まだ行ったことがない?これから行く予定?それならちょうど良かったです。
ハローワークから求人に応募しても、仕事を見つけるのは難しいです。それどころが、応募すらできないかもしれません。
職安の悪口を書くわけではないですが、私たち主婦が仕事をするとなればそれなりの覚悟もあるし、働き始めるタイミングだって限定されててきますよね。早く働きたい、なのに仕事がない、だからハローワークへ……。
いえいえ、ハローワークに通うよりも、派遣会社で仕事を紹介してもらった方が早いです。その理由をまとめてみました。
この記事でわかること
主婦の仕事がハローワークで見つからない理由
ハローワークで仕事を探す
正社員で働いた経験がある方は、雇用保険関連でハローワークに足を運んだことがあるかもしれませんね。全国に437所ありますので、お住まいの地域で探してみてください。市ごと、区ごとに設置されています!
民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担っています。また、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。
約800万件もの求人が登録されているシステムを、無料で使うことができます。初めてハローワークを利用する際に、登録が必要となりますので、手順を書いておきますね。
【ハローワークで仕事を探す手順】
1.受付で求職者登録したいと伝える
2.職安求職申込書に記入する
3.パソコンの番号札を受け取り順番待ち
4.パソコンが空いたら求人検索
5.希望する求人を印刷して応募カウンターへ
案内係りもいますし、難しいことはありません。最初に受付で「仕事探しで初めて来ました」と言えば、順を追って説明してもらえます。
職安求職申込書には、氏名・住所・学歴・職歴・有資格・希望業種・希望の雇用形態など、細かな情報を記入します。これも記入台に見本があるので、参考にしながらすべて埋めていきましょう。
求人検索はパソコンを使います。見た目は普通のデスクトップパソコンですが、画面をタッチ操作できる仕様になっています(マウス操作もできます)。パソコンが苦手な方でも使えこなせますよ。
性別や年齢・勤務地・業種などを絞って、条件にあった仕事を探します。
いい仕事が見つかったら、パソコン画面にある「画面を印刷する」ボタンをタッチすれば、プリンターから印刷されて出てきます。これを受付に持っていき、カウンセラーとの面談に入ります。なんとなくイメージが掴めたでしょうか?
ここまでで、メリットとデメリットをまとめてみましょう。
・無料で求人を検索できる
・自分のペースで作業できる
【ハローワークで仕事探しするデメリット】
・混雑しているとパソコン順番待ちに時間がかかる
・子供を連れて行くと気まずい
キッズコーナーが設置された「マザーズハローワーク」という施設もあります。こちらは全国に184所あるので、ご近所にあるならご利用ください。都市部に多く、地方だとないかもしれません。
普通のハローワーク内にもマザーズコーナーが併設されていますが、高齢の方や男性の利用者でごった返している職安に、赤ちゃんを連れて行く…。ちょっと気が引けますよね。私も連れて行きましたが、子供が泣いてすぐ帰った記憶があります。
パソコンはいつでも混んでいるので、順番待ち。
30分、1時間と時間が過ぎていくと、何やってるんだろうという気持ちになります。待ち時間があったら子供にお歌を歌ったり、公園で遊んであげた方がいいと思いませんか?仕方ないけど、なかなか切ないです。
ハローワークで求人に応募する
パソコンでいい仕事を見つけたら、カウンターへ持っていきカウンセラーとの面談です。1対1で話をすすめるため、ここでも待ち時間があります。お年寄りや外国人の求職者も多いため、1人ずつの持ち時間が長い!
結局1時間以上待たされることもあります。
自分の順番が来たら、印刷した求人をカウンセラーに提出します。職安求職申込書に書いた自分の職務履歴や資格と、求人募集の内容が一致しているか確認してもらい、お仕事に応募する手続きを説明されます。
ですが、応募できないまま終わるケースが多いです。
なんで?いい仕事があったのに応募させてくれないの?一瞬戸惑いますが、カウンセラーのGOサインが出なければ応募できません。
希望する仕事内容を見て自分のスキル(職歴)では採用の見込みがないと判断された場合や、パソコン上では募集中となっているがすでに採用者が決定している場合は、この時点で応募できなくなります。ごねてもダメ。
その求人に対し、現在何人応募しているか、何人不採用になったのかもデータが残っています。どうしても応募したいのならしても良いけど、採用は難しいだろうと言われるのが落ちです。そして、カウンセラーの読み通りの結果になります。
求人に応募となったら、ハローワークから書類を送ってもらい書類選考にかけられます。採用合否は直接連絡が来るか、ハローワーク経由で知らされます。応募から1週間程度で結果がわかるはずです。
応募を断られたらパソコンで検索のし直し。不採用になったらパソコンで検索のし直し。
これ、採用されるまでずっと続くんですよ。その間、募集された求人はどんどん採用が決まり、新しい求職者も増える。ハローワークに通う手間、パソコン待ち、パソコンで検索する手間、カウンセラーとの対話の手間、結果が不採用。
もーーーーー!!!!!!!!
辛いです。
・無料で応募できる
・カウンセラーに相談できる
【ハローワークで求人に応募するデメリット】
・応募の時点で断られる
・応募から採用結果まで1週間かかる
・応募拒否、不採用なら初めからやり直し
ハローワークに出されている求人は、内容がたしかな仕事ばかりという安心感はありますね。雇用保険をもらっている人は、月に3件以上は求職活動をしないといけないので、定期的に仕事探しにきます。
あなたがお仕事開始を急いでいないのなら、ハローワークもいいかもしれません。でも保育園に入れる、幼稚園に入れるのもお金がかかります。時は迫っている。早く仕事を見つけたい。できたら時給が高い方がいい。
全てを満たせるのはハローワークではなく、人材派遣会社です。
人材派遣会社ならこんなに簡単!
【この記事のまとめ】
・ハローワークは無料で求人検索できる
・カウンセラーのアドバイスを受けられる
・ハローワークは混んでて待ち時間がある
・子連れでは気まずい雰囲気
・応募前に断られる
・不採用になったら一からやり直し
・派遣なら登録後は電話連絡でお仕事探し
派遣社員として働くメリットとデメリットにも書きましたが、派遣会社は一度登録すれば、あとは電話連絡のみで求人を紹介してもらえます。
赤ちゃんを抱っこしたまま、自宅で仕事が探せます。
なにより未経験者OK・子育て中の女性が活躍中のお仕事が多数あり、主婦にはいいことずくし!
仕事探しから1ヵ月以内に採用される方も多く、仕事探しの穴場と言えるでしょう。早く採用決定したい、いっぱい稼ぎたい、ハローワークに行く時間がない方は、派遣会社のメリットを活かして仕事を見つけてください。