子育て中の主婦にとって仕事探しの壁は高く、条件に合う求人が見つかっても採用にたどり着けず悔しい思いをすることが多いです。
派遣業界においては、
- 30代になると採用されにくい
- 40代になればもっと厳しくなる
- 子供を理由に不採用になる
という噂をよく耳にしますし、まわりから諦めた方が良いと求職活動に水を差された経験もあるかもしれませんね。
しかし、小さなお子さんがいたり年齢的なハードルを抱えている主婦であっても、派遣採用される可能性は十分ありますので、ぜひ諦めずにエントリーしていただきたいと思います。
あなたが派遣採用される確率を引き上げる、3つの近道をご紹介しましょう。
この記事でわかること
主婦が派遣求人で採用されるには「手間を惜しまない」に尽きる
主婦が派遣求人で採用されるために最も必要なことは、手間を惜しまずに、採用されるチャンスを広げることです。
あなたは今、派遣会社に何社登録していますか?
これまでにいくつの求人にエントリーしてきましたか?
もし、よく調べもせず適当に登録した派遣会社で、働けそうな業務内容の求人にエントリーして不採用が続いているのなら、まずは視野を広げることから始めましょう。
主婦が働きやすい求人を多く募集している派遣会社を選べば、それだけで採用される可能性がグンと上がります。
派遣会社に何社も登録するのは面倒ですし、仕事探しに時間を取られるのに抵抗を感じるかもしれません。
ですが、好条件の仕事に就くために努力できた人しか、採用という勝利を勝ち取るれません。
逆に言えば、ゴールを見据えて手間を惜しまなければ希望する条件の仕事に就けるということです。
採用の近道1・主婦むけの求人数が多い派遣会社をメインにする
派遣で仕事を探す人の多くが、派遣求人(募集されている企業名や条件)から選ぶ傾向にあります。
いくつもの派遣会社で就労した経験のある私ですが、募集条件より自分にあった派遣会社を優先して選択した方が良いと感じています。
派遣会社には個々の特徴があり、オフィス系の仕事が多かったり製造系の求人に特化していたりと、特定の職種に強い傾向です。
あなたが働きたい職種の求人募集が多い派遣会社に登録しなければ、仕事探しが難航しますのでご注意ください。
さらに、「時短・パートタイム・事務職・扶養内・未経験OK・ブランクOK」といった、小さなお子さんがいる主婦が働きやすい求人が多い派遣会社であることもポイントです。
このような時間と収入を抑えた仕事をたくさん公開している派遣会社は、既婚女性の登録者が多く、登録時から親身になって相談にのってもらえます。
私が一番おすすめしたいのが、大手派遣会社であるリクルートスタッフィング。
リクルートスタッフィングはスマホからのWeb登録が可能なので、仕事紹介までスムーズに進めます。
イチオシ派遣会社
採用の近道2・複数の派遣会社に複数登録する
仕事探しは1社だけでなく、最低でも3つの派遣会社に登録しておきたいです。
求人を選ぶ際は、
- 職種
- 時給
- 勤務地
など、さまざまな希望条件が浮かぶでしょう。
仮に1社しか派遣会社に登録していないと、エントリーした求人に不採用になってしまったら新たに求人を選び直さなければなりません。
しかし、複数の派遣会社に登録し同時進行で仕事探しをすれば、1社だけでは得られない求人情報を紹介してもらえ、不採用になっても慌てることなく次の面接に進めるのです。
また、求人数が少ない地域にお住いであれば派遣会社ごとに持っている募集数が分散されていますので、窓口を広げておくためにもぜひ複数登録しておきましょう。
「複数の派遣会社で仕事探しをしても良いのか」と不安に思わ得れるかもしれませんが、切実に仕事探しをしている派遣登録者の多くが2〜3社に登録しており、業界では常識的なことです。
派遣登録時に別の会社で求職しているか聞かれることがありますので、素直に伝えても問題ありません。
派遣会社の複数登録については、こちらの記事でご紹介しています。 きょうこ派遣の仕事探しなら、複数の派遣会社でエントリーしましょう!採用の近道は同時進行です。 派遣のお仕事は、求人にエントリーした後「社内書類選考」「企業との顔合わせ(面接・見学)」「結果通知」という ... 続きを見る
【応募のコツ】派遣会社に複数登録・複数エントリーしてもいいの?
採用の近道3・企業の顔合わせを攻略
派遣の求職活動の「お仕事紹介→書類選考→企業顔合わせ(面接・見学)→採用」という流れの中で、採用までの最大の壁は企業との顔合わせです。
労働者派遣法第26条第7項により、派遣労働者の特定を目的とする事前面接は禁止されていますが、企業顔合わせは事実上面接の意味合いがあり、
顔合わせ後に採用見送り、つまり不採用の連絡を受ける方が多いのです。
そのため、「企業顔合わせを制するものが派遣求職活動を制する」と言っても過言ではありません。
企業側の採用担当からいろいろな質問をされますので、しっかりとした返答を心がけましょう。
参考によくある質問と返答例をまとめておきましたので、面接練習にお役立てください。
育児に理解のある職場なら良いのですが、急に休まれてしまう派遣社員は好まれません。緊急時の対応について、考えておきましょう。
完全にセクハラな質問ですし、先のことなんてわからないですよね。ですが、ここは妊娠する予定はないと伝えておきましょう。
急に辞めたりせず、雇用契約期間をしっかりと働ける人材だと思わせましょう。
募集内容を把握しているかどうか確認されることがあります。雇用契約満了時にクレームが出ないよう、しっかりと内容を理解しておきましょう。
企業との顔合わせには、派遣会社の営業担当が同席します。
緊張して上手く話せなくなってしまいそうでしたら、家族を相手に練習しておくと良いですね。
面接で質問される内容に対して事前に返答を考えておくことで、当日はスムーズに答えられるようになります。
身だしなみを整え、落ち着いた気持ちで顔合わせにのぞみましょう。
【まとめ】主婦の派遣採用は情報戦!
- 主婦むけの求人数が多い派遣会社をメインにする
- 複数の派遣会社に複数登録する
- 企業の顔合わせを攻略
子育て中の主婦や30代40代の女性の雇用をさける企業も、少なくありません。
雇用対策法により、求人募集と採用における年齢制限が禁止されているものの、業種との相性や勤務形態によりあなたにマッチングしない求人もたくさんあるでしょう。
主婦が派遣採用されるためには、自分がやりたい仕事よりも「採用されやすい仕事」を選ばなければならない時があると思います。
不採用になっても悲観せず、あなたのライフスタイルを理解してくれる派遣会社を選び、主婦の雇用に積極的な企業からの求人にエントリーすることで、
確実に採用される可能性が高くなります。
このサイトを利用してくださった多くの主婦の方も、現在派遣スタッフとして活躍中です。
まずはあなたにピッタリの求人を探しましょう。
求人サイトの求人募集を見ただけでは、実際に企業がどんな人を求めているのかわからない部分がありますので、派遣会社のコーディネーターによく聞いて相談することをおすすめします。
面接前に実務経験の有無と希望する年齢層を教えてもらった方が、顔合わせ後の不採用を減らすことができるでしょう。
さらに、仕事探しはタイミングが大きな鍵を握っています。
迷っている時間はもったいないですので、派遣会社を味方につけていい仕事を見つけてくださいね。