いつから？派遣の仕事4月スタートの求人募集の時期

4月は、柔らかな春風のような清々しい気持ちで新生活を始める方が多いですね。

派遣のお仕事においても、4月は年間でもっとも求人数が多く派遣登録者数が急増する時期です。

子育て世代の主婦の皆さんは、お子さんの保育園・幼稚園に入園するタイミングは仕事復帰のタイミングとして選びやすく、派遣求人を視野に入れた求職活動をなさっていることでしょう。

派遣求人は正社員と違い、「すぐ働ける人」を募集しています。

では、4月開始のお仕事はその直前に求人が出されるのでしょうか？

春の求人は他の時期とは少し状況が違っているようです。4月スタートの派遣求人募集が出されるタイミングについて、詳しくお話していきましょう。

4月スタートの派遣求人募集の時期

派遣のお仕事は、年明け1月から求人数が増えていき2月末にピークをむかえ、3月まで求人が多い状態が続きます。

これは事務職、営業職、技術職、サービス業、福祉職、医療職と、どの業界も新サービスや新設店舗のオープンが計画されるために、

即戦力として活躍できる派遣人材が募集されるためです。

また、3月末で退職・求職する正社員の穴埋めとして求人が出されることもあり、求職活動中の方には大きなチャンスですね。

製造業では製品によって繁忙期が異なりますが、夏に売れる商品を製造している企業では4月に大量採用の求人が出されています。

4月始まりの派遣求人が公開されるのは、2月中旬以降の企業が多いようです。

年明けから4月の採用人数が決定されている企業もある

大きな企業では年明けから春の事業変革計画を決めるため、増員人数が早い時点で決定されます。

中途採用の正社員とともに派遣社員の採用がある場合、1月中に派遣求人が出されることもあります。

とくに専門色の強い業種では、優秀な人材を確保するために他の企業よりも先行して募集がかけられます。

資格や過去の職歴を活かした業種で春に働き始めたい場合は、年末から派遣会社に登録をして年明けに本格的な仕事探しを始める流れが理想的でしょう。

複数の派遣会社への登録して多くの求人をチェックすることで、他の求職者から遅れを取らずに好条件のお仕事を見つけられるはずです。

派遣求人はWebサイトを使って自分で選ぶことも可能ですが、派遣会社のコーディネーターに仕事を紹介してもらうと効率よく仕事を探せられます。

派遣求人は2月末までがピーク

通常の派遣求人は、即日スタートもしくは来月スタートのものが目につくと思います。

突然の人員不足、急な業務過多のために派遣スタッフで補うための募集のため、採用までの期間が短く設定されているからです。

4月スタートの場合は長期雇用の求人が増加し、業務の引き継ぎと指導に時間をかけておこなってもらえるタイプのお仕事です。

長期的に仕事を任せられる優秀な派遣社員を集めるために、企業は通常の派遣求人よりも早いタイミングで募集を開始する傾向にあります。

大手企業による春の派遣募集時期は、お仕事開始の1ヶ月以上前である2月中旬〜2月末までが多いですので、仕事探しをする方は1月中に派遣会社に登録しておきましょう。

2月中に採用が決まっていれば、働き始めるまでにゆっくりと準備ができますね。

3月に入ってからも派遣求人が多い

3月に入ってからも、4月スタートの求人が公開されていきます。

中小企業は3月に入ってから労働者の増員人数を決定する場合があり、2～3月に採用した中途社員や派遣社員が早々に辞めてしまうパターンがあります。

3月に求職者数が増えることを前提に、月採用を想定している企業も少なくありません。

しかし求人数は有限であり、いい仕事は人気なので多くのエントリー希望者が集まります。好条件のお仕事で採用を勝ち取れるのは、良いタイミングで求職活動を開始した人だけです。

運もありますが、早く行動した人の方がチャンスを掴みやすいのは当然と言えるでしょう。

3月から仕事探しを始めても間に合うかもしれませんが、遅くとも2つ中旬にはお仕事を紹介してもらえるように派遣会社に登録しておくのが正解だと思います。

 

4月スタートの派遣求人を制するなら2月が重要

専門職やオフィスワークの場合、仕事探しを始めてから採用決定まで約1ヶ月と想定しておくと動きやすくなります。

即日スタートのお仕事も多数あるので、自分が働き始めたい日程を定めてうまく調節してくださいね。

1つの派遣会社にこだわらずに、気にな派遣求人を見つけたらすぐに問い合わせる姿勢も大切です。

パートの仕事探しとは違い、１人で全てを抱え込まずにコーディネーターの助けを借りられるのが派遣のメリットです。この強みを最大限に活かし、新しい季節に納得のいく仕事に就けられるように頑張りましょう。

4月に入ってからも即日スタートのお仕事が公開されていますので、諦めずに常に情報収集しておきましょう。