本記事では、派遣で希望条件の仕事が見つからない時の対処法をまとめています。
派遣に登録してのに、全然求人を紹介されない。全国に何万件も仕事はあるはずなのに、自分がハブにされているような気持ちになります。
やっぱり若い子じゃないとダメなのか、結婚しているのがネックなのか、それとも子供が小さいからいけないのか。
あなたがお住まい地域全体で派遣を含め求人が少ないのなら、時間をかけて仕事探しをするしかありませんね。募集があるのに仕事を紹介してもらえない。
これは何が原因があるのでしょう。
なぜ派遣で仕事が見つからないのか、見つからない場合はどうしたらいいのか紹介します。
この記事でわかること
派遣で仕事が見つからない【女性求職者編】
条件を厳しくしていないか
派遣会社からの連絡を待つだけではいけないと、こちらから問い合わせてみる。
「最近、全然仕事を紹介してもらえないのですが、もう一度探してもらえませんか?」「現在、ご希望の条件ではお仕事が見つかりません」
オペレーターは、けんもほろろにアッサリと返答する。
ちゃんと探してくれてるのかと、腹が立ってくるでしょう。
しかし、オペレーターは登録されたあなたのデータを元に、希望条件にあった求人を検索しているのです。
今はそれに当てはまる仕事はないのでしょう、新しい求人は毎日入ってきますし、また時間を置いて連絡してみてください。
派遣会社のWebサイトで検索してみると、ここなら良さそうと思える求人が数件見つかることもあります。
こんないい仕事があるのに、私には教えてくれないのか。ここでまた、不満が沸き起こります。
派遣で便利なのは、自分で仕事を探す手間がないところですよね。
でも条件を絞り過ぎて高望みすると、紹介してもらえる仕事が極端に少なくなり、長期に渡り求職活動をしないといけなくなります。
これを解消するには求人に対する希望条件の範囲をゆるめ、紹介されるチャンスを増やすことです。
・勤務地までの通勤時間をゆるめる
(30分以内の場所→1時間以内の場所など)・業種の種類をゆるめる
(一般事務のみ→事務系・営業系・受付・製造など)・勤怠条件をゆるめる
(17時までの仕事→18時までの仕事)
条件が広がれば、オペレーターが求人検索した際に該当する仕事が増えます。よって、紹介される頻度も上がります。
自分にだけ仕事を紹介してくれてないのではないか、派遣会社は不親切だと不満に思っていても、時間だけが無駄に過ぎていきます。
窓口を広くして、できるだけ多くの会社と面接していきましょう!
年齢による制限はないか
雇用対策法において、求人募集は年齢による制限を設けてはならないと定められています。
【募集・採用における年齢制限禁止について】
雇用対策法が改正され、平成19年10月から、事業主は労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこととされ、年齢制限の禁止が義務化されました。
(厚生労働省HPより引用)
そのため、派遣求人募集の詳細には「○○才以上の方お断り」「年齢制限○○才まで」と言った説明は書かれていません。
ですが、企業が求める従業員の適正年齢は確実に存在します。将来性のある若い人の方が優遇される傾向にあるのは、そのためです。
でも、30歳過ぎたら採用しないなどと決めている会社もありません。40代でも、キャリアや資格によっては求人がたくさんあります。
特定の求人に対しエントリーしたいと派遣会社に希望を出して、「採用は難しいと思います」と返答されたら、企業側でなんらかの条件が出されているのでしょう。
断られたら縁がなかったと、次の仕事探しを始めましょう。
断られると、傷つきます。もう派遣会社にこちらから電話をするのはやめよう、と思います。
それでいいのなら構いません。しかし、なりふり構っている場合ではないですよね?
それに、派遣会社の方は断ったことなど気にしていませんし、希望した求人内容からあなたが好む仕事の傾向を知ることができます。
採用にこぎ着けなくても、派遣会社との連絡を密に取ることが無駄にならない!どんどんアタックしてきましょう!
子供がいるとダメ?いなくてもダメ?主婦の採用
お子さんがいらっしゃる主婦は、働ける時間も限られてきます。仕事を見つけるのも大変ですね。
子育て中の女性が働いている職場なら、主婦への理解があり求人案内・採用される見込みがあります。派遣会社1社では見つからないのなら、別の派遣にも登録して探していきましょう。
お子さんがいらっしゃらない既婚女性の場合であっても、なかなか紹介されない場合があります。
子供がいる人に比べたら自由度が高いのに、なぜ企業は敬遠するのでしょうか?
【子供がいない既婚女性でも仕事が見つからない理由】
企業側は、これから妊娠・出産する可能性のある年齢層の女性(20~30代)の採用は、慎重のようです。派遣求人は最長3年と定められており、その期間は極力休まず出勤してもらいたいし、途中で辞めて欲しくないのです。
面接時に「妊娠の予定はありませんか」と聞かれ、憤慨する方もいらっしゃいます。予定などわからないですよね、でも企業側にとっては重要な問題なのです。お子さんの有無を気にする企業からの求人は、派遣会社も紹介しずらいでしょう。
不愉快な質問は受け流してください。
未婚女性も、面接で結婚の予定を聞かれるという話もあります。
子供がいても、子供を理由に不採用になる…。仕事へのやる気や能力以外のことで、仕事を紹介されない・不採用になるのはやりきれません。
根気強く求人を探す、派遣会社に連絡する、不採用を恐れずにエントリーする。
時期がよければすぐに採用決定しますので、諦めず腐らず、前を向いて求職活動を続けてください!
本命を探しながらつなぎの仕事も検討しては?
【この記事のまとめ】
・条件が厳しいのならゆるめる
・年齢制限を恐れずアタック
・既婚女性は子供がいるいないで仕事を紹介されないこともある
・チャンスはあります、諦めないで!
会社によって、採用基準はまったく違います。主婦の方が責任感が強いと評価されたり、女性向けサービスを提供している企業は、積極的に女性を雇用しています。
仕事が見つからないといっても、正社員の仕事を探すよりずっと求人は多いはずです。
しかも、あなたにはひとりではなく、派遣会社のサポートが付いているのです。前向きに考えましょう。
長期の仕事が見つからず、貯金がなくなってしまうと不安なら、休職期間を無くすために短期の仕事もありますよ。
働いていた方が、心も体も健全に保てます。働くために生きているんじゃない、生きるために働くのです。頑張れ女性求職者!諦めないでください!!
主婦向けの派遣会社で仕事を探せば、子育てに理解のある企業の求人を見つけられますよ^^