派遣のお金と福利厚生

派遣社員の有給発生のタイミング

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本記事では、派遣社員の有給発生の時期をまとめていきます。

時給で働いている派遣社員にとって、休みが多い月は死活問題ですよね。なんで今月は祝日が多いんだよとか、愚痴りたくなってきます。

風邪や怪我で、仕事を休まなければいけなくなった時も困ります。自分の都合ですが、給料が減ることを考えると休みたくない…。

こんな時、有給休暇の出番です!

有給は労働基準法で定められた条件を満たせば、与えられます。待ち遠しい有給発生の日!

発生するタイミングについて、ご紹介しましょう。

この記事でわかること

派遣社員の有給発生タイミングとは

有給の取得条件

【年次有給休暇、育児休業などをとることができます】

(中略)
① 同一の派遣会社のもとで、継続して6か月以上勤務、
② 全勤務日の8割以上出勤
厚生労働省・派遣労働者の皆様へより引用)

派遣社員が有給休暇を得るには、上記条件を満たす必要があります。

1つの派遣会社で、6ヵ月以上のお仕事をすること。

最初の半年は、休んだ分はいかなる理由があっても欠勤になります。健康管理も自己責任ですので、仕事を休まないようにしましょう。

 

土日祝日休みの仕事の場合、勤務日数は月20~23日になります。これを半年間、8割以上出勤すると、

22(1ヵ月の勤務日数)×6ヵ月×0.8=105日

6ヵ月間で100日前後の出勤が必要です。

大手派遣会社「スタッフサービス」では、勤務開始から6ヵ月の間に86日以上出勤が条件となっています。

各人材派遣会社で規定があるので、登録時に確認しておくとよいでしょう。

 

例えば、採用されてから4ヵ月間は1日も休まずに出勤したとします。

5ヶ月目、インフルエンザにかかって1週間仕事を休みました。6ヵ月目は風邪で2日休みました。これだと有給は発生するでしょうか?

5ヶ月目の長期欠勤が目立ちますが、半年間のトータルで計算すれば欠勤数は7日間程度です。

有給取得条件を、十分に満たしていることがわかります。

 

よほどのことがない限り、有給はもらえるはずです。

出勤するべき日に出勤を続ければ、勤務開始からちょうど6ヵ月目のタイミングで有給ゲット!これで月々の収入も、ある程度は安定しますね♪

 

尚、勤務6ヵ月以降の有給発生タイミングと日数は以下の通りです。

勤務日数 6ヵ月 1年6ヵ月 2年6ヵ月 3年6ヵ月 4年6ヵ月 5年6ヵ月 6年6ヵ月
有給発生日数 10日 11日 12日 14日 16日 18日 20日

有給は2年間保有することができます。

勤務6ヵ月目に発生した10日の有給は、2年6ヵ月後までに使い切らなければ消えてしまうので、注意してください。

有給を使う方法

有給を使う方法については、雇用契約時に派遣会社から説明があります。

派遣会社の営業担当に有給を使いたいと連絡をして、所定の書類を提出したり、Webで申請登録を行います。

システム的に勝手に使える場合でも、営業担当には必ず連絡をいれましょう。

先ほど例に出したように、病気・怪我で突発的に休まなければいけない時、有給処理をすればお給料(1日の時給分)が支給されます。

給料明細に有給消化日数と支給額も記載されるので、後日確認してください。

 

【本当にあったこんな事件!】

私が、某派遣会社に勤務していた時の話です。

風邪をひいてしまい、営業担当に仕事を休むと電話をしました。有給が8日間あったので有給を使いたいと伝えると、「了解しました。こちらで処理をしておきます」と返答がありました。安心して仕事を休み、翌日は出勤。

 

その月の給料明細を見てみると…、有給処理がされておらず欠勤扱いになっていました。

慌てて営業担当に連絡すると、「事務の手違いで」と説明されました。。担当が悪いのか、それとも事務担当が有給をつけ忘れたのか。確認するすべはありません。

私はごねるのが面倒だったので、そのまま欠勤扱いにしましたが、苦情を言ってもよかったかなと後で思いました。口頭で有給を伝えるだけの派遣会社は、休んだ後にもう一度念押しのために連絡を入れた方が安心かもしれませんね。

 

基本的には、突然仕事を休むのはNGです。

自分が休んだ穴埋めを、誰かがすることになります。派遣先に迷惑がかかってしまうので、どうしても休まないといけない場合以外は、休まないこと。

冠婚葬祭なら、遠慮せずに有給を使ってください。

事前に休みたい日が決まっているのなら、早めに勤務先に伝えておきましょう。同僚と協力して、休みがかぶらないようにしている事業所が多いですよ。

最初の有給発生は6ヵ月後!

【この記事のまとめ】

・有給発生の条件は6ヵ月以上の勤務、勤務日数8割以上
・有給の申請方法は派遣会社によって違う
・突発的な休みは出来るだけしない

 

勤め始めて数か月すると、そろそろ有給出るんじゃなかったかな?と、ふわふわした気持ちになります。

勤務開始日がわからなくなってしまったら、派遣会社に問い合わせて有給発生日を聞いてください。

雇用契約書にも書かれているので、失くさないように保管しておいた方がいいですよ。私みたく、失くさないように!

 

最初の半年間は、仕事を覚える・会社の雰囲気になれる・社員さんたちとのコミュニケーションを取る、ストレスも沢山溜まることでしょう。

体調を崩しやすいので、土日はしっかり休んでくださいね。

勤務日数の8割を満たせば有給は取得できますが、2割も休んだら企業に迷惑がかかります。

信用されない人材として、契約途中で解雇される可能性だって出てきます。

 

有給は労働者の権利と言うけれど、権利を十分に活かすためには企業に貢献することが必須条件です。

難しく考えずに、まずは半年お仕事を頑張りましょう♪

有給の発生に関しては、ほとんどの派遣会社でしっかりと管理されていますが、有給の使いやすさという点では会社によって差があるようです。

大手派遣会社の方が、スタッフを大事にしてくれる印象があります^^

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